合同AED講習会
今日は、主にAEDの使用方法について、ありんこ親子保育園・ありんこの森保育園
すくすくクラブ・おおきなかぶ学童保育の職員合同で、講習会を行いました。
毎年、消防署の方々にご協力いただき、受講している応急手当講習は
新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響で、開催されていません。
しかし、今年はAED等をお借りすることができました。
梅雨も明け、本格的な夏を前に、みんなで確認です。
今日は2グループにわけて、順番に講習しました。
AEDは一人ひとり、使用する度に消毒をしています。
まずは、DVDでどんな時にAEDが必要になるのかなど、事例を見ました。
胸骨圧迫は見ているのとやるのとでは、大違い。
両肘をまっすぐに伸ばして、手の付け根部分に体重をかけ
真上からしっかり圧迫します。
1分間に100~120回のテンポで、絶え間なく圧迫します。
さらに圧迫と圧迫の間は十分に力を抜いて、胸が元の高さに戻ることが大切です。
しっかりと行うと、1分でもとても体力を消耗します。
救急車が到着するまで、平均8分といわれていますが
到着が8分以上かかることもあります。
その間、有効な胸骨圧迫を行えるかどうかが大切です。
保育園の身体の大きな子・小学生の低学年くらいまでの子どもの
やり方も練習しました。
近くにAEDがあったら、AEDを使用します
AEDはおおきなかぶや、近隣小学校に置いてあります
箱を開けると、AEDがきちんと誘導してくれます
それでも、焦ってしまうとなかなか聞き取れません
みんなで声をかけあって、確実に装着していきました
・胸骨圧迫を行う人
・119通報をする人
・AEDをもってきて装着する人
これら全てを各自順番に練習しました
乳児の胸骨圧迫も練習しました
乳児は胸の厚さの3分の1を目安として、強く・速く(1分間に100~120回)
・絶え間なく圧迫します
乳児に多い気道異物の除去方法も確認しました。
乳児は目安として、トイレットペーパーの芯の中を通る大きさは
危険とされています。
また乳児には、胸部突き上げ法は行ってはいけないことになっています。
小児に対する腹部突き上げ法・背部叩打法も練習しました。
その他、熱中症対応、鼻血対応、傷口の止血法などをみんなで確認しあいました。
今日、改めて学び、確認したことは、実践で使いたくはないものです。
ただ、いざという時にはみんなで声をかけあい、対応していけるように
日頃からの訓練が必要ですね。
これからますます暑さが厳しくなります。
子ども達も、私たち職員も、体調不良やケガに気をつけて
過ごしていきたいと思います。